レンタルスタジオとは時間単位でスペースを借りることができるレンタルスペースです。
レンタルスタジオと呼ばれる中には主に、ダンスで使用されるスタジオ・音楽で使用されるスタジオ・カメラ撮影で使用されるスタジオの分かれます。
今回はダンスで使用されるレンタルスタジオの使い方と使う上での注意点をまとめましたので参考にしていただければと思います。
レンタルスタジオを使う時に一番初めに行うのはスペースの予約です。
スペースの予約方法は各レンタルスタジオによってまちまちですが、大きくインターネットから行う方法と店舗に電話して行う方法の二通りがあります。
最近ではインターネットを使ってメールや予約システム使うレンタルスタジオが増えています。
ちなみにスタジオ利用料金の支払いも各レンタルスタジオによりますが、店舗に人(スタッフ)がいる場合は、当日支払いになるパターンが多いです。
ただレンタルスタジオは無人店舗も多いので、インターネットで予約を行う際にクレジットカード決済によって支払うスタジオもあります。
無人店舗でも当日、スタジオにて現金のボックスへの支払いやPayPayやLine payなどの電子マネー決済を導入しているレンタルスタジオもあります。
それぞれ決められた方法でスタジオ利用料金を支払うことを約束することによってスタジオを予約することができます。
予約日当日は事前に知らされた方法によって入室します。
スタッフが常駐する店舗であれば、スタッフから鍵を受け取って入室します。
無人店舗の場合は、キーボックスやスマートロック(スマートフォンやICカードを使って開錠する鍵)を使って入室します。
早くスタジオに到着したからといって予約時間よりも早く入室するのは厳禁です。
なぜなら前の利用者がまだスタジオを利用している可能性があるからです。
ダンスができるレンタルスタジオであればヨガマット・イス・音楽プレイヤーなどが設置されていますが、備品は使ったら元にあった場所に戻しておくのがレンタルスタジオのマナーです。
元にあった場所にはテプラなどで備品の使い方や注意点が記載されていることも多く、備品の場所がめちゃくちゃだと次に使う人がスムーズに備品を使えなくなる可能性があるためです。
レンタルスタジオは出来るだけ運営コストを削減して安く利用者にスペースを貸すビジネスになりますので、スタジオ利用後の簡単な掃除は利用者で行うのがマナーになります。(スタジオによっては掃除の必要のない店舗もあります)
ダンスができるレンタルスタジオではクイックルワイパーやモップが備品として設置されています。
ダンス後には汗やドリンクの水滴も床に残りますので、このような箇所を掃除しましょう。
予約終了時間がきて備品を元に戻して、掃除が完了したら速やかに退室します。
無人店舗では退室後には自分でスタジオに鍵をかけて、鍵を元にあった場所に戻してレンタルスタジオの使用が完了します。
鍵を持って帰ってしまって次の人が入れなくなるといったトラブルもレンタルスタジオのよくあるトラブルになります。
ちなみに当スタジオは電子ロック(タッチパネル)を採用していますので退室後には、自動でロックがかかる仕組みとなっています。
《レンタルスタジオの比較ポイント》
いざレンタルスタジオを利用しようとなったら、利用地域のレンタルスタジオを比較するかと思いますが、料金だけで決めてしまうのは注意が必要です。
特に最近は、マンションの一室に鏡を設置しただけの店舗も多く、ダンススタジオであるにもかかわらず音は小さめに設定しなければいけない店舗も存在します。
その他、立地もレンタルスタジオ選びでは重要な指標となります。
友達数人でレンタルスタジオを利用することもあるかと思いますが、その後食事や休憩などで飲食店を利用する場合は、商店街にあるようなレンタルスタジオを選ぶことをおすすめします。
レンタルスタジオでは鍵の受け取りにキーボックスを採用している店舗が多くあります。
キーボックスとは、ダイヤルを合わせて開けるカギを入れられる小さな小箱のことです。
キーボックスには主に、『ダイヤル式』と『押しボタン式』があります。
ダイヤル式は、番号を左から合わせていくと開くキーボックスです。少しでも番号がズレていると開かないことがあります。
押しボタン式は、決められた番号を順番通りに押すと開くキーボックスです。押し方が不十分だと開きません。
キーボックスを使ったことがない人だと、戸惑うこともあります。
事前に利用するレンタルスタジオがどのタイプのキーボックスか確認しておくと安心ですね。
ちなみに当スタジオはタッチパネル式のオートロックタイプです。
物理鍵は使用しないレンタルスタジオです。
レンタルスタジオは無人店舗も多くあるので、当日決済方法を確認することができないことがあります。
特に現地決済を採用しているレンタルスタジオでは特に利用前の決済方法の確認が大切です。
レンタルスタジオの現地決済方法としては、『現金』『PayPay』『電子マネー』が代表的です。
これらをレンタルスタジオで決められた方法で決済する必要があります。
例えば、当スタジオでは現地決済はPayPayのみ行えますが、PayPayのQRコードの場所などをあらかじめ確認しておくとよりスムーズです。
また現金による決済は、レンタルスタジオが用意している封筒に名前を記入してポストに投函して決済を行うのも一般的です。
現地決済のやり方は、レンタルスタジオによって様々ですので利用前によく確認しておきましょう。
決済方法をよく確認せずにスタジオを予約したけど、現地に行ったら封筒がなく現金決済を採用していないレンタルスタジオだったなどのことがレンタルスタジオの使い方でよくある問い合わせ内容です。
基本的なことですが、予約時間を守ってレンタルスタジオを利用しましょう。
よくあるのが、掃除の時間を想定しなくて退室が遅れてしまうパターンです。
掃除や帰る支度などで5分程度は想定しておきましょう。
レンタルスタジオによっては退室時間を過ぎてしまったら追加で料金が発生する店舗もあります。
もしもレッスンが長引いてしまった場合などは、延長の予約をするなどして使うようにしましょう。
また予約時間よりも早く到着してしまったからと言って、早く入室するのも厳禁です。
まだ前の時間帯の利用者がレンタルスタジオを使用している可能性があります。
予約時間になったら入室して、退室時間前に退室するのがレンタルスタジオを使用する上でのマナーです。
レンタルスタジオ使用前にスタジオの場所(入口)や入室方法の確認をしておきましょう。
当スタジオでもお客様からの問い合わせで一番多いのが場所と入室方法による内容になります。
場所に関しては、住所で確認するのはもちろんですが、地域によっては同じ番地に複数の建物がある地域もありますので、建物の名前(ビル名) や外観、そして入り口はどこにあるかなども確認しておくと当日スムーズです。
またレンタルスタジオの特性上、入室方法も特殊な場合が多いことから入室方法に関する問い合わせも多くあります。
特に無人店舗では、鍵の受け渡し場所やキーボックスの開け方が分からないといった問い合わせが多いので、レンタルスタジオ利用前にスタジオの入室方法も確認しておきましょう。
万が一、備品や設備を壊してしまったら速やかにスタジオ管理人に連絡しましょう。
備品が壊れていることを管理人に知らせずにいたら、次の利用者に迷惑がかかります。
壊してしまった備品や設備の改修費用で済むものが、次の利用者の損害費用まで支払う可能性もでてくるわけです。
ここらへんの損害に関する要綱は各レンタルスタジオの利用規約に記載されていますので、レンタルスタジオ利用前に一読しておきましょう。
レンタルスタジオは不特定多数の人が利用する施設です。
あなたのすぐ次に他の利用者がスタンバっていることもあります。
ダンスができるレンタルスタジオ利用後には、モップやクイックルワイパーでの掃除、備品を元の場所に戻すことは徹底しましょう。
また、使用した備品(ヨガマットや音楽プレイヤー)は次に使う人の為に 除菌シートなどで拭いておくと次の人が気持ちよく使えます。
後に使う人の事を考えて施設を使うのがレンタルスタジオのマナーです。
ダンスができるレンタルスタジオの使い方をご紹介しました。
最近レンタルスタジオが増えてきたこともあって、利用する側にとって環境が良くなってきました。
ダンスができるレンタルスタジオを選ぶうえでは、料金以外にもスタジオ内の防音性、備品、駅からのアクセス、立地などもスタジオ比較の項目にしましょう。
料金も非常にリーズナブルな店舗が多いので、一度お近くのレンタルスタジオを利用してみることをおすすめします。